社会保険労務士法人 福島中小企業労務協会

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お知らせ

冬季に多発する「転倒災害」にご注意ください

 冬季は、降雪や路面凍結、低温といった気象条件の影響により、転倒災害が特に多く発生する時期です。

 福島県内では、転倒災害の約3割以上が冬季に集中しており、特に降雪量の多い12月から2月にかけて発生件数が大きく増加しています。被災者の多くは50歳以上で、転倒によるケガは休業が長期化する傾向があります。


転倒災害を防ぐためのポイント

 転倒災害を防止するためには、職場環境の整備と、一人ひとりの意識が重要です。


  • 雪道や凍結した通路では、慌てず余裕を持って歩く
  • スマートフォンを操作しながらの歩行や、ポケットに手を入れた歩行は避ける
  • 屋外通路・階段・駐車場など、転倒リスクの高い場所を事前に確認する
  • 防滑マットの設置や、除雪・融雪の徹底を行う
  • 防滑靴や滑り止め具など、適切な保護具を着用する

また、建物内においても、濡れた床や凍結のおそれがある場所への対策が必要です。


職場全体での取り組みが重要です

 事業場では、危険箇所を「見える化」する危険マップの作成や、気象情報を活用した注意喚起、安全教育の実施など、組織的な取り組みが求められます。 冬季特有の災害を正しく理解し、日頃から対策を講じることで、転倒災害は未然に防ぐことができます。

詳しい内容や具体的な対策については、下記のチラシをご確認ください。